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軟部外科診療科

ご挨拶

当科は腹部ならびに胸部をはじめとした身体における軟部外科疾患に対応しています。そして該当疾患に関して正確な診断、適切な治療を行うため、循環器科、放射線科、内科をはじめとした他科との連携を密に行っています。また、常に新しい技術や知識を取り入れることにより、患者様にとって有益となるように日々努力しています。
当科の担当医である福島獣医師は循環器科も併せて担当しております。そのため、心臓が悪く麻酔処置に不安な患者さんも安心して受診が可能です。

当科で行われる手術の例を紹介します。

会陰ヘルニア

再発率が高い疾患であり、種々の手術法が考案されています。我々は農工大式VSOP法(精巣摘出、結腸固定、精管固定、直腸縫縮、およびヘルニア部補強の組み合わせ)を採用し、非常に良好な結果を得ています。

門脈シャント

先天性の腹部血管異常です。この手術を成功させるため、血液性状の改善、抗てんかん薬の投与などを手術前に行っております。また、患者さんの状態にもよりますが、あえて2回にわけて手術を実施することで成功率を上昇させることが可能となります。

胆嚢粘液嚢腫

胆嚢内にゼリー状の物質が貯留する疾患であり、胆嚢が破裂することで生命が危ぶまれる可能性があります。胆嚢粘液嚢腫に対する外科的処置のみならず、しばしば併発する膵炎に対するきめ細やかな対応を行っています。

動脈管開存症

先天性の胸部(心臓)血管異常です。出生時には閉鎖するはずであった動脈管が開存したままとなっており、一般的に手術を行わない場合には心不全に移行します。受診時において、既に心不全症状を呈している場合は、循環器科(福島担当)により心不全のコントロールを行いながら、手術を実施することが可能です。

尿管結石

近年、尿管結石に罹患している犬や猫の患者様が増えています。手術時には尿管内の結石を摘出し、切開した尿管の狭窄かつ尿漏出を起こさないように縫合しなければなりません。また、炎症の影響で尿管内が既に狭窄している場合も多々見受けられます。このような場合には、特殊なステントを使用することで、不具合を回避させ成功率を上昇させることが可能となります。


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